元競走馬ハルウララを見守る会

春うららの会設立に寄せてのごあいさつ

 高知競馬で負け続けで一躍有名になった馬がいました。

勝った負けたの競馬の世界で負けて人気になるなんて…

 

 ここに初めてやってきた時のハルウララの印象は「気が小さいのにエラそうな馬」でした。 小さな音や物に飛び上って驚いたり、1頭では寂しがってビービー鳴いたり、かと思えば、人には強気に怒ってみたりと、何かと騒がしい馬でした。

また乗ってみるとすぐにテンションが上がり、ガムシャラに走ろうとしました。

そうやって教えられてきたのだから仕方がないのかもしれません。

 

その後ウララは馬主さんの都合により、マーサファームに譲渡されました。

 

ここに来て一年が経ちました。

この一年で彼女は随分落ち着くようになりました。

もうガムシャラに走らなくていい、もう強がらなくていいとわっかったのでしょう。

 

マーサファームにやってきたのは偶然でしたが、これだけ人を惹きつけ、頑張って生きてきた馬が、みすみす見捨てられてしまうのはあまりにも非情に思い、会の設立に至りました。

 

馬を一頭養うのは簡単なことではないけれど、人に振り回され、波乱万丈な馬生を送ったこの小柄な鹿毛の牝馬が穏やかな余生を過ごせるよう、 皆さんのお力添えを宜しくお願い申し上げ ます。

 

2014年4月吉日

春うららの会代表

宮原 優子